資料名 :二條殿址
資料コード :1800014
分野 :歴史
分野2 :石碑
時代・年 :南北朝時代
地域 :京都市中京区
概要(フリーワード) :二条殿は、南北朝時代、太政大臣を務め、和歌連歌で著名な二条良基(1320~88)の邸宅である。二条殿の邸内庭園や池は「洛中洛外図」 に描かれていて、庭園には「龍躍池」という美しい池があり、二条殿の敷地の東向かいにある龍池小学校の名前の由来となっている。景観の美しさから皇族や織田信長が好み、信長は天正5(1577)年に移り住み、その後天正7(1579)年に正親町天皇(おおぎまちてんのう)皇太子誠仁(さねひと)親王に献上した。天正10(1573)年本能寺の変の際には信長の長男信忠(1557~82)がこの地で自害し,二条殿は焼失した。この石標は二条殿御池跡を示すものである。
撮影者 :谷口幸子
撮影日 :20180506
著作権者 :谷口幸子